インク

インクに関する記事

2015年10月28日 (水)

パイロットカスタム823FA 分解洗浄

パイロットカスタム823は、大量のインクを吸入する”プランジャー機構”が大好きなのと、重量バランスがしっくりくることがあって、大変気に入って使っています。せっかく大量のインクが入るのですから、インクの色も楽しみたくてスケルトン軸を選びました。
ただし、インクタンクの両端はピストンが触れないので、グリースにインクの色がついてちょっと興ざめなのが玉に瑕です。なんとかスッキリと洗浄できないかなぁと思っていました。

そこでネットで情報を探っていると、がりぃさんの「趣味と物欲」と、くりぼんさんの「みちくさ通信」に、パイロットカスタム823のメンテナンスについて記事がありました。

趣味と物欲
WAGNER限定古典インクのカスタム823での使用について、くりぼんさんの一連のツイートをご紹介。


みちくさ通信
カスタム823を洗浄

先輩諸氏の情報に習って、私も分解洗浄にチャレンジしてみました。

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工具は7mmのスパナ。これで尻軸の部分をはずし、ピストンを抜きます。写真では首軸は外していませんが、最終的にはこれも簡単に外すことができました。軸の内部をキッチンタオルを丸めて綺麗にします。首軸は流水で洗った後、しばらく水につけて溜まったインクを流します。ここ最近はずっと、丸善アテナインキを使っていましたが、ピストンを綺麗にしていると、最初に使ったパイロットブルーのインクがこびりついていたのがわかりました。これも綺麗にします。


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洗浄後、組み立てです。尻軸、首軸のネジ部分とピストンのゴムの部分に薄くグリースを塗ります。こちらは、くりぼんさんからの情報による「グリースメイト(呉工業)」を使用しました。
そして、組み立てたのがこちらです。スッキリしました。

新しく入れるインクを何にしようかと悩むのも楽しいものです。今回はインク工房で作っていただいたお気に入りの"charlie's green"にしました。
今回のように確実に洗浄できるのなら、気軽に(?)色々なインクを楽しむことができそうです。




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2015年10月14日 (水)

インクの楽しみ vol.4〜赤系の色

今回は赤系の色を集めてみます。
例によって、色がわかりやすいようにカリグラフィーペンを使ってサンプルを作りました。

Red

赤いインクで文字を書くことは他の色に比べて少ないのですが、ついつい買いためてしまいました。この中でパイロットの「冬柿」は、最も普通の赤に近い色合いで、添削用に使うことが多い色です。普通に「赤」ではなく、ちょっとだけ「こだわった赤」を使うのが楽しいですね。
セーラーの「金木犀」もよく使います。こちらも注釈などの書き込みに使うことが多いです。この色、とても気に入っていますが、もともと限定発売されたインクでした。店頭から姿を消してしまったので、ひと瓶使い切ったところで、インク工房さんで追加を作っていただきました。蛍光色と言っていいくらい明るく、エネルギーの強いオレンジ色です。
一番下のインクは、古典ブルーブラックの原理で作られた「古典レッドブラック」です。色の変化を見ていただくために、時間差で書いてみました。みるみる色が変化していきます。

2015年10月 3日 (土)

Sailor Profit21 skeleton"zoom" Review

Sappli.に注文していたブツが届きました〜o(*^▽^*)o
コンバーターは白を選んでみました。まだインクを入れていない状態でこんな感じです。

Profit212

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Profit213

ペン芯と首軸の所が黒で、その他はゴールド・シルバー。全体的に華やか・スッキリした感じです。
インクの色を楽しみたい、というコンセプトではありますが、コンバーターで見えるインク色はペン全体のバランスの中でどのくらい主張するのか?入れてみないとわかりません。なので、初めて吸わせる色はどうしようかと、結構悩みました。
濃い色だと、あまり楽しめないかなぁとも思ったのですが、結局ガリィさんオリジナル古典インク”ブラウン-ブラック”に決めました。
タミヤ瓶に入っているときは”赤”に見えるインク。コンバーターに入れてみても、やはり”赤”に見えます。しかし、筆記して30秒程度で赤みが消え”茶色”に変化します。時間が経つとさらに黒っぽくなりますが、筆記時の濃淡はそのまま残ります。

Profit214

写真は筆記して2分くらい経った色です。まだ、明るいブラウンです。そして、コンバーター内のインク色は、写真ではよくわかりませんが、筆記するとき手元で見ると、赤い色がなかなか綺麗でした。よって思惑通り(笑)

 

ペン先は、思い切って"zoom"を選びました。ペンポイントは、呆れるほどに大きい!です。ペンを寝かせると極太字、立てると細字(中字かも?)になるように独特の研ぎ方になっています。

Sailorzoom1

写真で見ると、丸いペンポイントを先端に行くほど細くなるように”八の字”に研いでいるのがわかります。実際書いてみるとそのようになるのですが…細字が書きたくても、ずっとペンを立てたまま書き続けるのは違和感があって無理です。基本的には太字のペン先という認識でいた方が(精神衛生上)良いようです。
ただ、一本のペンでこれだけ線幅に変化がつけられるというアイディアはスゴイ!

 

拡大写真を撮ってみて気がついたのは、微妙にペン芯とペン先がずれている…
このくらいは自分でできる範囲のことなので、撮影後直しておきました。
書き味は申し分ありませんでした。

 

ガリィさんのインクで、少し粗めの紙に書くと、線の濃淡+太字独特のかすれが出て、なかなか味わい深い文字が書けることがわかりました。
コリャ〜楽しめそうです!!( ̄ー ̄)ニヤリ

2015年9月24日 (木)

インクの楽しみ vol.3〜緑系の色

昨日の記事に書き忘れが一つ。
9月23日は「万年筆の日」でした。
ググれば曰く因縁故事来歴はいくらでも探せるので省略(笑)。

 

Img_0152

 

その「万年筆の日」に、Sappli.で購入したのは
なぜか万年筆ではなく、カリグラフィー用のペン先でした。

 

カリグラフィーの幅広い筆跡は、インクの色を楽しむのに最適です。

 

写真は、購入したJ.HERBIN製の”ペン先セット”箱入り。

 

このセットには、先端が平らになっているペン先が、幅の広いのと狭いので2種類入っています。あとは”Gペン”みたいなのが1種類、筆圧をかけるとペン先が開く”フォルカン”みたいなのが1種類です。それぞれ2本ずつ、計8本入りです。


 

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幅の狭い平らなペン先で書いた字がこちら。ローマ字を書くにはいい感じです。色は「charlie's green」です。

 

次の色見本は、幅の広い平らなペン先で色を並べ、幅の狭いほうで文字を書きました。

今回は「緑のインク」に絞って取り上げてみます。

 

※余談ですが、昔の歌謡曲で”緑のインクで 手紙を書けば それはさよならの 合図になると 誰かが言ってた…”という歌詞がありました。本当か嘘かわかりませんが、なんとなく刷り込まれてしまったようで、緑のインクは手紙には使わないようになってしまいました。とはいえ、緑自体が好きなので、気がつけばたくさんの緑系のインクが揃っていました。

Green

上から、エルバンのエンパイアグリーン、明石文昭堂オリジナル(セーラー)「鶴見グリーン」、スティピュラ「グリーン」、セーラーインク工房「charlie's green」、モリイケオリジナル(セーラー)「一の坂」、Dr.ヤンセン「Charles Dickens」

 

「エンパイアグリーン」は、この中では一番緑らしい色です。落ち着いた緑で、蔦の葉のイメージでしょうか。モンブランのレーシンググリーンに似た色を探していて、出会いました。その頃北九州でインク工房が開催される見込みはなかったもので…

 

「鶴見グリーン」は、インク瓶の中では緑に見えずに、濃い青に見えます。実際に書いてすぐは青インクの筆跡に見えますが、乾いていくに従って次第に緑に変化していきます。写真では書いてから少し時間を置いていますが、まだ完全には緑になりきっていない感じです。不思議なインクです。

 

「スティピュラ グリーン」は、グリーンというよりセピアに近い色合いに見えます。写真ではなおさらわかりにくいと思いますが、これでも一応グリーンという名前が付いています。枯れ葉色と言ったほうが似合っているかもしれませんね。私の大好きな色の一つです。

 

「charlie's green」はモンブランのレーシンググリーンをイメージして、インク工房で作ってもらった色です。はじめに出てきたエンパイアグリーンに少し似ています。これもお気に入りです。

 

「一の坂」は山口市内の文具店、モリイケ(カキモリ→モリイケ。訂正しました。)さんのオリジナルインクです。写真ではほとんど水色〜青色に見えますが、実際は緑がかった青色で、信号機の青に近い色合いです。綺麗な色ですが、今の所万年筆では使っていません。

 

最後にDr.ヤンセンの「Charles Dickens」です。これも写真ではグレーに見えますが、緑の成分が入っています。普段使いできる色でありながら、ちょっとこだわりも感じるのがいいですね。

 

今回は、緑にこだわってみました。次回は赤系にこだわってみたいと思います。手持ちの色を総ざらえしてみようかな。

2015年9月 9日 (水)

インクの楽しみ vol.2

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このブログからリンクを貼らせていただいている、ガリィさんのブログ「趣味と物欲」。インクに関する科学的な考察記事が満載で、大変役に立っています。

最近この中で”タミヤる”という新語が話題になっていました。インク好きの仲間同士でシェアする際に便利な「タミヤ」製の瓶がありますが、これを使ってインクをシェアすることを”タミヤる”というのだそうです。

ガリィさんはご自分でインクを作っておられます(古典ブルーブラックインク→詳細はブログ”趣味と物欲”参照)

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2015年9月 6日 (日)

インクの楽しみ vol.1

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「趣味の文具箱 Vol.34」に掲載されている”ペン好きあるある”を読んで、いかに自分に当てはまる内容が多いか思い知らせれる今日この頃(笑)
その中に”出先でご当地インクを探す””引き出しに溜まってゆくインクのストック”等々、インクの魅力にはまった人の”あるある”は、先日の同好会でも、大いに話題になりました。
そんなわけで(どんなわけだ?)、我がインクライフの一部をご紹介。次回同好会の”ネタ”になるか(笑)

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