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2015年9月 6日 (日)

インクの楽しみ vol.1

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「趣味の文具箱 Vol.34」に掲載されている”ペン好きあるある”を読んで、いかに自分に当てはまる内容が多いか思い知らせれる今日この頃(笑)
その中に”出先でご当地インクを探す””引き出しに溜まってゆくインクのストック”等々、インクの魅力にはまった人の”あるある”は、先日の同好会でも、大いに話題になりました。
そんなわけで(どんなわけだ?)、我がインクライフの一部をご紹介。次回同好会の”ネタ”になるか(笑)

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まず、溜まってゆくインクのストックは、すでに所有する萬年筆の本数を超えています。
気に入ったインクは複数の萬年筆に入れるので、実働しているインクは限られているのですが、そこがインクの困ったところ。試してみたくなるんです。
そんな増え続けるインク瓶を置く場所として、棚を作って飾ってみました。インクの色も楽しいけれど、瓶の形がどれも個性的で、見ていて楽しいというのもあります。
しかし、この写真に写っていないインクも机の下の箱の中にたくさんあるという…煩悩の塊ですwww

このように、増殖一方のインクですが、萬年筆にレギュラーとして使っているのは限られていても、せっかくあるものを使わないのも面白くない。しかし一旦万年 筆に吸入してしまうと、メンテナンスがめんどうくさい。そこで、インクの色を楽しむには、簡単にペン先を洗うことができる、ガラスペンやつけぺんがあると、大変重宝します。

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私は、ガラスペンを1本、つけぺんを2本、そして最近、セーラーの”ふでDEまんねん”を使うようになりました。
ガラスペンは、京都市在住の菅 清風氏製作のもの。ガラスペンは他にも、ベネチアングラスのもの、フランスのエルバン社製のもの、佐瀬工業所のもの等が有名ですが、ネットの情報を見ていると、ガラスペンを手がける日本の職人さんが、最近少し増えているような気がしています。選択肢が増えるというのはいいことだと思います。

今回の記事では、インク工房で作っていただいたオリジナル色と、ショップオリジナルを2色紹介します。写真に撮ると、実際に見た感じとはどうしても違って見えます。だいたいこんな感じという程度の情報です。

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私が作っていただいたインク2色は、「趣味の文具箱 vol.32」の”これが私のオリジナルインク”という記事で紹介していただきました。

jazzy blackはjazzライブハウスのタバコの煙のイメージ。真っ黒ではなく、ほんのり青みがかっています。
charlie's greenはモンブランのレーシンググリーン(廃番)のイメージで。もう手に入らない色をどうしても再現して欲しくて、作っていただきました。

…とまぁ、語りはじめると際限なく続きそうなので、今日はこの辺で。

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コメント

「インク沼」という言葉があるように、インクの世界も人を引き込む魔力がありそうです。しかも萬年筆との関係となると、もうこれは男女の仲のように複雑で深く、なかなか一筋縄では行かないものでもあります。インクと萬年筆がお互いを輝かせあうような幸福な出会いを求めてはいても、これがそんなに簡単ではない、というのが私の実感ですねえ。
前置きはさておき、趣味文の30号だったと思いますが、中谷でべそさんの筆跡(日記だったと思う)が写真で載っていました。そのインクがロイヤルブルーだったんです。しかもかなり濃い色のロイヤルブルー。私の知っているロイヤルブルーはモンブランもペリカンも優しくて上品ないい色だけど薄くて私には使えない、というものでした。ところがこの中谷さんのロイヤルブルーは違う。もちろん写真ですからオリジナルとは随分違うのかもしれませんが、その写真を見ていらい濃いロイヤルブルーに恋してしまったのでした。・・・・・つづく

続きです。濃いロイヤルブルー(RB)というのは私の幻想なのかもしれないのですが、しかし似たようなことを考える人はいるもんです。ネットで探索しているうちに、インクを熟成させるという話に出会いました。インクの水分を抜いて色を濃くする、というわけです。で、早速やってみました。モンブランのRBをポリ容器に入れて、周囲に乾燥剤を詰め込みました。2週間くらい放置してようやく20%くらい水分が減少。これで書いてみたのですが、ほとんど色味に変化を感じません。さらに2週間、インクの量が半分ほどになった頃、ようやく求めていた色になったと思いました。サファリに入れてしばらく使っていましたが・・・なんといっても手間と時間がかかり過ぎです。
再生産は諦めました。メーカー製のインクに似たような色はないかと探してはみたのですが、みつかりませんでした。一番近いのかなと思ったのは色彩雫の朝顔ですが、でもやはり濃いRBとは別物です・・・つづく

charlieさんのお宅に勝手に上がりこんで、長々とおしゃべりしています。なにしろG様です。大目に見てやってください。ペコリ。

さて、幻の濃いRB。ペリカンのエーデルシュタインのシリーズにサファイヤというインクがあります。紫がかった色合いで、私の好きなインクの一つですが、これも実は濃いRBを探すうちに出会ったものです。朝顔とサファイヤを混ぜたら濃いRBになるかもしれないな・・・絶対にやってはいけないと先輩から言い渡されている禁じ手。禁断の誘惑が私を虜にし・・・ある満月の夜でした。二つのインク瓶を机に並べ、片手にスポイトを持ち、狼の遠吠えを合図にいざ吸引を始めようとしたその時でした。
ひらめいたんです。これってインク工房みたいじゃないか?そうだ、インク工房で作ればいいのだ!
と、いうわけで今度のサプリインク工房で幻のロイヤルブルーを作るのを楽しみに待っていたのですが・・・・はねずさんの星夜に出会うことが出来、私の夢が早々と実現してしまったというわけです。
私のインク放浪記、お付き合いいただきありがとうございました。  完

桜のGさん
「熟成」までチャレンジされていたのですね。
これはもう…沼にはまっているとしか…(笑)
「熟成」に関しては私も興味があったのですが、実際に試すところまではいきませんでした。
私もこれに関してはネットから情報を得ていました。ただ、記事を読む中で気になったのが色の変化ではなく「粘性・粘度」です。
市販のインクを様々使っているうちに、”乾きの速さ”が違うことに気付きました(もっぱら縦書きをしているせいで、筆跡に右手が触れてしまった時に、インクが擦れてしまうことが気になっていたから)。自分が持っているインクの中で、一番乾きが遅かったのは、スティピュラです。渋い色合いが気に入って数本のペンに入れていたのですが、どうしても擦れが気になってしまいます。書き味は良好、しかし、トロッとしたようなインクの盛り上がりがありました。他には、プラチナのcarbon black。どちらも書き味や色は気に入っているのに、(縦書きでは)使いにくい印象でした。
実証したわけではありませんが、インクを「熟成」すると粘度が上がり、スティピュラのようなことになるのでは?と気になっています。
そこで、次回のインク工房では、お気に入りのスティピュラ・グリーンを、低粘度で作ってもらおうという目論見になりました。
インクの質による書き味の変化は、これからもっと知見を深めていきたいと思っているところです。

そうですね、インク沼にはまっていた(過去形)時期もあったかもしれませんね。片足のつま先くらいまでは・・・charlieさんは腰のあたりまでは充分はまっておられるのでは?

「熟成」はあまりおすすめできません。charlieさんご指摘のとおり粘度の問題です。水分を50%も抜いてしまうとやはりトラブルになりやすいです。とくにちょっと使わないでいるとペン先で固まってしまう、というような事になります。

桜のGさん
腰まで来てる実感がありますねぇ(笑)
でも、先日月例会でお会いした三崎さんのことを思うと、まだまだ甘いなぁと…奥が深いです。

「道化師の涙」ってどんな色のインクだろうか?と、時々思い出しては想像をめぐらすのですが、結論が出せません。薄いブル-、薄いグレ-、いやもしかしたら鮮やかな赤・・・・・道化師の胸の奥に隠された傷跡から滲む血が涙となって流れ出す・・・う~ん、ロマンチックだなあ。

去年のサプリでのインク工房で私の前にインクを作った女性が命名した声が耳に残っています。「道化師の涙」を一度見てみたい。

道化師の涙って何処かで聞いたことがあるなぁと思い、検索してみました。
Sappli.のお客さんのインクはどんな色だかわかりませんが、同じ名前で別の方がオーダーした道化師の涙は、こんな色のようです。
http://nishibou.iobb.net/myblog/2011/07/bungbox-10.php

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